『覇王別姫芸術展』開催において、広報渉外を担当した郁仔です。
主に、ポスター展示、ポストカード設置のお願い地域分担一部の
配布をしましたので、色々な大学キャンパスにもお願いをしました。
ご協力頂いた各大学の担当者、直接応対頂いた先生に感謝致します。
あるキャンパスで、とっても心暖まる嬉しいことがありました。
その日は、12月初旬の寒い風が吹く日の午後でした。
学生課の方に、ポスターとポストカードも快く引き受けて下さった
ご好意に感謝を言ってドアを閉めて、一安心しながら外に出てくると、
もう夕暮れ近くになってました。
ふと話し声が聞こえる方を見ると、ベンチを囲んでいた5〜6人の学生も
こちらを見ていましたが、その中の一人の学生が進み出て、
「失礼ですが、覇王別姫藝術展というのは、チェン・カイコー監督作品映画
ですよね? 関係者の方ですか?」と、顔をマジマジと見られ、怪訝そうに
言うのです。。。そーいえば、学生課のカウンターの隣で何かの手続きを
してた学生のような見覚えです。
私は自己紹介をして、学生課を訪ねた目的を話したところ、後ろで固まって
こちらを見てた学生達が、「わあ〜やっぱり〜」と、一斉に駆け寄って来て
あっ!いう間に囲まれてしまいました。
次の授業が、もうすぐ始まるというので、5〜6分程だったか、会話をしただけ
ですが、レスリー・チャンの名前は、その中のひとりの男子学生が知って
いました。 彼は「レスリーは、映画監督をするのが夢だったんですよね?」
と言って言葉を詰まらせると、「コイツ、レスリーに恋してるんです!」と、
笑いながら彼の背中や頭をポンポン叩いているのは仲間の優しさでした。
彼は頭をポリポリ掻いて、私に笑い返し、私は「私もなの」と言うのが精一杯
でした。その学生達は、偶然にも中国映画史で、チェン・カイコー監督作品を
教材に勉強した時期があったそうです。
「是非、観に来てくださいね。」と握手をして帰りましたが、私は学生達の
其々の夢を聞いて、レスリーの夢の思いが伝わっているような気持ちに
なって、帰りの電車内でこみ上げてくる嬉しい涙を抑え切れませんでした。
郁仔@スタッフ